ハーブティーOEMの4つの依頼パターン|用途別の使い分けまで分かりやすく解説
ハーブティーのOEMと一口に言っても、
「どこからどこまで任せられるの?」
「オリジナルハーブティーは、どんな形で作れるの?」
と迷う方は少なくありません。
ハーブティーづくりには、いくつかの工程があり、どの段階までOEM会社に依頼するかによって、選ぶべきOEMの種類が異なります。
さらに、ドリンク原料として使いたいのか、販売用の商品にしたいのかといった使用用途の違いも、依頼内容を決める大きなポイントになります。
この記事では、まずハーブティーができあがるまでの流れをシンプルに整理し、そのうえでOEMの依頼内容を4つのパターンに分類してわかりやすく解説していきます。
この記事で分かること
- ハーブティーができあがるまでの基本的な工程
- OEMで依頼できる4つのパターン
- 用途に応じた最適なパターンの選び方
それではまず、ハーブティーOEMの全体工程から見ていきましょう。
ハーブティーOEMの全体工程
ハーブティーOEMを検討する際には、まず「ハーブティーがどのような流れで作られているのか」を押さえておくことが大切です。
実際の製造は、
レシピ開発 → 原料加工 → セットアップ加工
という3つのプロセスに分かれており、用途や目的によって必要な工程が異なります。
ここでは、それぞれの工程で実際にどんな作業が行われているのかを、具体的に見ていきましょう。
レシピ開発(ブレンド開発)
最初のステップは、ハーブティーの味・香り・色・テーマを設計する工程です。
仕上げたい味・香りや目的(リラックス/睡眠/美容など)、ブランドの世界観などに合わせて、複数のハーブをどのような比率で組み合わせるかを検討していきます。
この工程では、下のようなことを行います。
- テーマの設定
- 使うハーブの選定
- 香り・味のバランス調整
- 試作品の作成と試飲
- 最終レシピの確定
すでにレシピを保有している場合やOEM委託先のレシピを流用する場合は、この工程をスキップして次の工程から依頼することも可能です。
原料加工
レシピが決まったら、次は実際にハーブを加工する工程に進みます。
ここでは、ハーブティーをOEM原料として使える状態に仕上げる作業が行われます。
この工程では、下のようなことを行います。
- ハーブ原料の調達
- ブレンド加工
- ティーバッグ加工
- 業務用・工場用のバルク袋詰め(500g〜20kg)
飲食店でのドリンク提供や、食品メーカーの製造原料として使用される場合は、主にこの段階まで加工された状態が利用されます。
セットアップ加工
最後は、ハーブティーを商品として販売・配布できる状態まで仕上げる工程です。
ここは、商品化のために最もデザインや仕様の個性が出る部分です。
この工程では、下のようなことを行います。
- パッケージへのラベル貼り付け
- 食品表示の作成
- ティーバッグの袋詰め
- 外袋や化粧袋への梱包
- 最終検品
ここまで行うことで、EC販売・店頭販売・ギフト・ノベルティなどにそのまま使える“完成品のハーブティー”が出来上がります。
ハーブティーOEMの4つの依頼パターン
ハーブティーOEMは、先ほど紹介した「レシピ開発 → 原料加工 → セットアップ加工」の3つの工程をどこまで任せるかによって、4つのパターンに分類されます。
ここでは、それぞれの特徴と、どんな用途で選ばれるのかを分かりやすく紹介します。
①レシピ開発(ブレンド開発)
まずは、オリジナルブレンドのレシピ開発だけを依頼するパターンです。
どんなコンセプトにしたいかをヒアリングし、配合比率やハーブの組み合わせをプロが設計します。
茶葉の仕入れや加工は行わないため、別の加工工場や自社でその後の工程を行う必要があります。
向いているケース
- 個人店で少量利用するため在庫を持ちたくない
- すでに茶葉は持っているため配合比率だけ考えてほしい
- 他工場で製造するためのレシピだけ必要
②原料OEM(レシピ開発+原料加工)
レシピ開発に加えて、ドリンク提供や製造に使える“原料”の状態まで加工を依頼するパターンです。
ティーバッグ100包入りの業務用パックや、500g〜1kgの中容量バルク、食品メーカー向けの5〜20kgバルクなど、用途に応じた形で納品されます。
向いているケース
- 飲食店やサロンなどでドリンク提供に使用したい
- 食品メーカーの製造ラインで原料として使いたい
- 自社でパッケージングするのでティーバッグ加工まで依頼したい
③商品OEM(レシピ開発+原料加工+セットアップ加工)
オリジナルのハーブティーを商品として完成させるところまで、すべてを一貫して依頼するパターンです。
個包装ティーバッグやお徳用パック、ギフト商品、ノベルティなど、用途に応じてさまざまな形で仕上げられます。
EC販売・店頭販売・ギフト・イベント配布など、消費者にそのまま提供できる“完成品”が手に入るのが特徴です。
向いているケース
- 自社ブランドの商品を開発したい
- ECで展開するギフト商品をつくりたい
- 企業イベントで配布するノベルティを制作したい
④加工代行(原料加工+セットアップ加工)
すでにオリジナルレシピがある場合に、原料の仕入れや加工、パッケージングだけを依頼するパターンです。
中身はそのままで、個包装や袋詰め、ラベル貼りなどを外部に任せられます。
向いているケース
- 独自レシピを持っているため、中身はそのまま加工したい
- 自社で行っていた製造を外部に委託したい
- 原料支給でティーバッグ加工や袋詰めだけ依頼したい
用途別のおすすめパターン
ハーブティーOEMは、用途によって最適なパターンが異なります。
ここでは、代表的な4つの利用シーン別に「どのパターンが最適か」を整理します。
| 用途 | 最適なパターン |
|---|---|
| ドリンク提供(飲食店・サロンなど) | ②原料OEM or ①レシピ開発 |
| 製造原料(食品メーカー) | ②原料OEM |
| 小売用商品(EC・店頭・ギフト) | ③商品OEM |
| ノベルティ(イベント配布など) | ③商品OEM or ④加工代行 |
ドリンク提供(飲食店、サロン、ホテルなど)

ドリンクとして提供する用途では、ティーバッグ100包入りなどの業務用サイズが扱いやすく、コスト面でもメリットがあるため、「②原料OEM」が最適です。
<「②原料OEM」が向いている理由>
- すぐに提供できる状態になっている
- 在庫管理がしやすい
- 商品化が不要でコストを抑えられる
ただし、使用量の少ない店舗や、味づくりにこだわりたい店舗では「①レシピ開発」も有効です。
ただし、シングル茶葉を購入して、店舗で茶葉をブレンドをする必要があるため、オペレーションの負担が増える点には注意が必要です。
<「①レシピ開発」が向いている理由>
- 加工費用が発生しないため、最もコストを抑えられる
- 原料茶葉やお客様に合わせて味の細かい調整ができる
製造原料(食品メーカー、加工工場)

お菓子・飲料・加工食品などの原料として使用する場合は、ブレンド済みの大容量バルク(5〜20kg)で納品する「②原料OEM」が最適です。
<原料OEMが向いている理由>
- すぐに加工できる状態になっている
- 一度に大量に使用するため大容量の方がコストメリットが大きい
ちなみに、ドリンク提供と同様に「①レシピ開発」も有効ですが、一般的に製造原料では効率が求められるケースが多いため、やはり「②原料OEM」が最適といえます。
小売用商品(店頭販売、EC販売、ギフト)

販売商品として使う場合は、個包装・セットアップ・ラベル貼りまで必要になるため、フルパッケージで完成品が納品される「③商品OEM」が最適です。
<商品OEMが向いている理由>
- 個包装や外袋まで完成した“売れる状態”で納品される
- EC・店頭・ギフトなど用途に応じたパッケージが作れる
- JANコード・表示作成など商品に必要な要素が揃う
ノベルティ(イベント、企業配布、プロモーション用途)

イベントや企業で配布するノベルティでは、予算などに合わせて「③商品OEM」か「④加工代行」を使い分けるのが一般的です。
もし、ストーリー性の高いオリジナルノベルティを作成したい場合は「③商品OEM」がおすすめです。
ブランドの世界観をきちんと表現できるノベルティを用意できるため、予算が潤沢にある場合はこちらがおすすめです。
<③商品OEMが向いている理由>
- ストーリー性の高いノベルティをつくれる
- 配布するターゲットに合わせた味・香りに調整できる
ただし、ノベルティは必ずしも売上に直結しないこともあり、限られた予算で製作する必要があるケースもあります。
そのような場合は、シングルティーやOEM業者の持つ既存ブレンドを流用して、「④加工代行」で依頼することも可能です。
<④加工代行が向いている理由>
- 予算を抑えることができる(レシピ開発費用が発生しない)
- リードタイムが短くなる
まとめ
ハーブティーOEMは、レシピ開発・原料加工・セットアップ加工(商品化)という3つの工程で構成されています。
そして、どの工程までをOEM会社に依頼するかによって、レシピ開発/原料OEM/商品OEM/加工代行 の4つに分類できます。
使用用途が明確になると、選ぶべきパターンは自然と絞られます。
- 提供用ドリンク なら → ②原料OEM / ①レシピ開発
- 製造原料として使う なら → ②原料OEM
- 小売用商品にしたい なら → ③商品OEM
- ノベルティとして配布したい なら → ③商品OEM / ④加工代行
工程と用途をセットで考えることで、「どこまで任せればいいのか」「どんな形で作れるのか」が明確になります。
この記事が、あなたの目的に合わせた最適なOEMの形を見つける手がかりになれば幸いです。
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この記事を書いた人
逸見 伶 「my herb」代表/ティーウェリスト
Rei Hemmi
食品メーカーにて6年以上、紅茶・ハーブティーなどの商品開発やOEM提案に携わり、大手企業を含む多くのオリジナル商品開発を担当。
現在は、ハーブティーの企画・ブレンド設計・製造を一貫してサポートする「my herb」を運営。
小ロットOEMを通じて、事業者が自分たちらしいハーブティーを形にできるよう支援しています。

