【完全版】ハーブティーOEMのパッケージの選び方|役割・種類・小ロットで最適な方法

ハーブティーのOEMを検討する中で、

「どんなパッケージにすればいいのか分からない…」

と悩む方は多いのではないでしょうか。

見た目の印象を決めるデザイン性はもちろん、香りや鮮度を守るための品質保持もパッケージ選びではとても重要な要素です。
ハーブティーは、外的要因の影響で劣化するので、パッケージ次第で商品の保存期間や香りの持続性も大きく変わります。

この記事では、ハーブティーOEMを検討中の方に向けて、パッケージの役割や種類、選び方のポイント、そして小ロットでの製造におすすめの方法をわかりやすく解説します。

この記事で分かること

  1. ハーブティーにおけるパッケージの役割
  2. 主なパッケージの種類
  3. パッケージ選びのポイント
  4. 小ロットOEMでおすすめのパッケージ

ハーブティーの世界観と品質を、どちらも大切にしたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

ハーブティーのパッケージの役割

パッケージの役割は、大きく分けて「デザイン性」と「機能性」の2つがあります。

見た目が素敵でも、香りが飛んでしまっては意味がありません。
逆に、品質をしっかり守れても、世界観が伝わらなければお客様の心に残りません。

それぞれのポイントについて、順に見ていきましょう。

ブランドの世界観を伝える「デザイン性」

パッケージデザインは、ターゲットに合わせて設計すべき要素です。

ナチュラル志向・リラックス系・高級志向・ギフト用途など、想定する顧客目的によって、選ぶべき色調や素材感、包材の形状は大きく変わります。

例えば、缶や箱は高級感がありギフト用途で「高見え」しやすい一方、クラフト紙の袋はナチュラル志向の層に受け入れられやすいといった特徴があります。

また、睡眠系の商品では落ち着いた印象の紫色が好まれるなど、悩みや目的に合わせた色選びもポイントになります。

さらに、販路によって求められるデザインも変わります。

例えば、ネットショップでは「1枚目の画像はパッケージのみ」と決められている場合があります。
その際は、商品情報がきちんと読み取れるラベルサイズや見やすいデザインが重要になります。

「誰に」「何のために」「どこで」販売するのかを明確にし、ターゲットと用途に合った形状・色・形状などを選ぶことで、ハーブティーの商品価値を正しく伝えるパッケージに仕上がります。

品質を守る「保存性」

ハーブティーの品質を損なう主な原因は、光・湿気・酸素・熱の4つです。
これらの影響を受けると、香りが飛んだり風味が劣化したりして、商品の価値が大きく下がってしまいます。

そのため、外的要因を防ぐことができる遮光性・密閉性を兼ね備えたパッケージを選ぶことが不可欠です。

そのため、一般的にハーブティーの保存袋として推奨されるのは、「アルミ素材の袋」です。
光や湿気、酸素をしっかり遮断できるため、香りや鮮度を保ちやすく、長期保存にも適しています。

一方で、中身が見える透明袋は魅力的ではあるものの、遮光性が低いため、基本的には品質保持には向きません。
短期のギフトやイベント用途など、使用シーンを限定する必要があります。

また、パッケージには一定の物理的な耐久性も必要です。

ハーブティーの中には茎が含まれる種類もあり、硬く尖った部分が袋に当たって穴が開いてしまうケースもあります

パッケージを見た目だけで選んでしまうと、品質が守れず、せっかくの商品価値を損なうことにつながります。

まず品質を守れる構造を基準に選び、そのうえでブランドに合うデザインを重ねていくことが、ハーブティーOEMではとても大切です。

ハーブティーに使われる主なパッケージの種類

ハーブティーのパッケージには、袋タイプから箱・缶まで、さまざまな種類があります。
それぞれに特徴があり、見た目の印象や使い勝手、適した用途が大きく異なります。

どのパッケージを選ぶかによって、商品の世界観だけでなく、販売チャネルでの扱いやすさにも影響します。

ここでは、ハーブティーOEMでよく使われる代表的なパッケージの種類を取り上げ、それぞれの特徴や向いている場面を簡潔に紹介していきます。

平袋(ひらぶくろ)

もっともシンプルな袋タイプで、薄くて軽いのが特徴です。
コストを抑えやすく、郵送にも向いているため、通販やサンプル配布で特に使われます。

シールで封をするだけのシンプルな構造で扱いやすく、小ロットのOEMでも採用しやすいパッケージです。

  • メリット:低コスト・軽量・郵送しやすい
  • デメリット:自立しないため、店頭での陳列には不向き

スタンド袋(チャック付きスタンドパウチ)

底にマチがあり、自立するタイプの袋です。
店頭に並べたときの見栄えが良く、チャック付きの仕様が多いため、日常使いの商品やギフト用途にも向いています。

ハーブティーではもっとも採用されることが多い形状で、小ロットOEMでも使いやすいバランスの良いパッケージです。

  • メリット:自立する、見栄えが良い、チャック付きで使いやすい
  • デメリット:平袋と比べて単価がやや高い

ガゼット袋(サイドガゼット袋)

側面にマチが付いた袋で、容量をしっかり確保できるタイプです。
自立はしにくいものの、大容量の商品や業務用として使われることが多く、コストを抑えながら量を入れたい場合に向いています。

袋の印象としてはシンプルで素朴な雰囲気のため、見た目よりも実用性を優先したい商品に適しています。

  • メリット:容量が多い、比較的コストが抑えやすい
  • デメリット:自立しないため、店頭陳列には不向き

紙箱(外箱パッケージ)

外装を紙箱にするタイプで、意匠性が高くギフトにも向いているパッケージです。
見た目の存在感を出しやすいほか、縦に積んで陳列できるため、店頭で扱いやすい点も特徴です。

ただし、紙箱自体には保存性がないため、中身は必ずアルミ袋などの内袋に入れたうえで箱にセットする二重構造が基本となります。
そのぶんコストは高くなりやすい点に注意が必要です。

  • メリット:ギフト向けに最適、世界観を表現しやすい、店頭で陳列しやすい
  • デメリット:コストが高い、必ず内袋とのセットが必要

金属製の缶に入れるタイプで、高級感があり、ギフト向けやプレミアムラインによく使われます。
購入者にとっては保存容器として二次利用できる点も魅力です。

ただし、缶そのものには完全な密閉性がないため、中身は必ずアルミ袋などの内袋に入れたうえで箱にセットする二重構造が基本となります。
また、缶は単価が高く、形によっては最低ロットが大きくなりやすい点にも注意が必要です。

  • メリット:高級感が出せる、ギフト向けに最適、再利用されやすい
  • デメリット:コストが高い、最低ロットが大きくなりがち、内袋とのセットが必要

パッケージ選びのポイント

ハーブティーのパッケージを選ぶ際は、さまざまな観点からバランス良く考える必要があります。

特に重要になるのが、保存性/デザイン/販売チャネル/コスト・ロット/使いやすさの5つです。

ここでは、パッケージ選びで押さえておきたい5つの観点を分かりやすく整理していきます。

保存性

これまで述べてきたように、ハーブティーは外的要因の影響で劣化するため、パッケージの保存性によって品質の持ちが大きく変わります。

特に長期保存を想定する場合は、光や湿気、酸素を通しにくい「アルミ素材の袋」を選ぶことが基本になります。
また、クラフト袋などでも内側がアルミ蒸着になっているタイプがあり、見た目の雰囲気はそのままに、保存性を確保できる選択肢としてよく利用されています。

商品の状態を良いまま届けるためにも、まずは保存性を満たせる素材かどうかを基準に検討すると安心です。

デザイン

パッケージのデザインは、商品をどのように見せたいかを決める重要な要素です。
ブランドの世界観やターゲットの好みに合わせて、色・素材・ラベルの雰囲気を選ぶことで、商品の魅力がより伝わりやすくなります。

また、競合商品がどのようなデザインで販売されているかを把握しておくと、自社の商品をどう差別化するかの方向性も見えやすくなります。

デザインに絶対的な正解はありません。
ブランドらしさ・ターゲットの感性・市場の傾向を踏まえ、総合的に判断して選ぶことが大切です。

販売チャネル

どこで販売するのかによって、適したパッケージは大きく変わります。

通販が中心の場合は、配送しやすい軽量で薄い袋タイプが扱いやすく、メール便対応(厚み3cm以内)に収まるかが重要になります。
そのため、平袋や薄めのスタンド袋を選び、厚みを抑えられる仕様にしておくと配送コストを抑えられます。

一方で、店頭販売では棚幅に限りがあるため、幅が小さく、自立して並べやすいパッケージが好まれます。
見栄えはもちろん、限られた棚スペースに複数商品を並べられるよう、幅狭のスタンド袋や紙箱などが選ばれる傾向があります。

このように、商品の置かれる環境を事前に想定しておくことで、より適切な形状や素材を判断しやすくなります。

コストとロット

パッケージ選びにおいて、コストとロットはリスク管理の観点から非常に重要なポイントです。

特に小ロットでのOEMでは、最もコストがかかる部分がパッケージになることが多く、原価を抑えたい場合は、どれだけパッケージコストを下げられるかが鍵になります。

まず、包材は種類によって単価が大きく変わります。
とくに箱や缶は、中身をアルミの内袋に入れたうえでセットする二重構造が基本となるため、どうしても原価が高くなります。

さらに、独自の形状にする場合は「型代」が発生したり、直接印刷をする場合は「版代」が発生したり、大幅なコストアップにつながります。

また、パッケージの価格は発注ロット(数量)によっても大きく変動します。
少量だと割高になり、数量が増えるほど単価は下がる仕組みのため、同じ仕様でもロットによって費用感はまったく変わります。

包材や印刷方法によって最低ロットも異なるため、パッケージを選ぶ際には、まず想定発注量を明確にし、そのロットで作れるパッケージの中から現実的な選択肢を絞り込むことが大切です。

使いやすさ

お客様が手に取ってからの使いやすさも、パッケージ選びでは見落とせないポイントです。

開けやすさやチャックの有無、袋の硬さやサイズ感など、ちょっとした違いで日常の扱いやすさは大きく変わります。
特にハーブティーは繰り返し使う商品でもあるため、開封しやすく、しっかり閉じられるかといった点は満足度にも影響します。

店頭での扱いやすさや収納性など、ユーザーと販売側の両方の視点を意識して選ぶことが大切です。

小ロットOEMでおすすめのパッケージ

小ロットでハーブティーをOEM製造する場合に、最も現実的で使いやすいのが「既製袋+オリジナルラベル貼り」 の組み合わせです。

既製袋は色や素材のバリエーションが豊富で、クラフト・白マット・黒マット・透明窓付きなど、さまざまなデザインの幅があります。
そのため、袋をオリジナルで制作しなくても、世界観に合わせたパッケージづくりが十分に可能です。

また、既成の袋は50袋単位など小ロットから購入できるため、在庫リスクも抑えられます

さらに、ラベル印刷はラクスルやプリントパックなど、小ロット対応のサービスを活用することで、必要な枚数だけ印刷できるのも大きなメリットです。

パッケージのコスト・ロット・デザイン性を総合的に考えると、小ロットOEMでは「既製袋+ラベル貼り」が最も扱いやすく、リスクも少ない選択肢になります。

まとめ

パッケージには、袋・箱・缶などさまざまな選択肢があります。

その中から最適なものを選ぶには、保存性・デザイン・販売チャネル・コストとロット・使いやすさといった複数の観点を踏まえて判断することが重要です。

特に小ロットOEMの場合は、コストと在庫リスクを抑えつつ世界観を表現しやすい「既製袋+オリジナルラベル貼り」 が最も扱いやすい選択肢になります。

自社ブランドの方向性や販売計画に合ったパッケージを選び、ハーブティーの魅力がしっかり伝わる商品づくりにつなげていきましょう。

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この記事を書いた人

逸見 伶 「my herb」代表/ティーウェリスト

Rei Hemmi

食品メーカーにて6年以上、紅茶・ハーブティーなどの商品開発やOEM提案に携わり、大手企業を含む多くのオリジナル商品開発を担当。

現在は、ハーブティーの企画・ブレンド設計・製造を一貫してサポートする「my herb」を運営。
小ロットOEMを通じて、事業者が自分たちらしいハーブティーを形にできるよう支援しています。

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